ほくとくんは窓の外を眺めるのが好き。
小さい頃から家猫として育ったほくとくんは
野原を自由に駆け回ったことや
近所の家々を自由気ままに散歩したこともない。
よく、窓の外の風景を不思議そうに眺めている。
そんなほくとくんの後ろ姿に「ある忘れ物」が・・・。
小さい頃は遊び道具の一つだったしっぽ。
よく、しっぽを追いかけてぐるぐる回転してたなぁ。
最近は、あまりしっぽを追いかけなくなったけど
それでも時折
不思議そうに自分のしっぽを見つめていることがあります。
ほくとくんはどんなことを考えているのだろう。
いつか、猫と言葉を交わして話せることがあったなら
今まで一緒にいたけど、どんな気持ちだったのか聞いて見たい。
楽しかったかな?居心地はどうだったかな?
ご飯たまに忘れたけど怒ってました?
今はまだほくとくんは寝ています。
最近は窓の外よりも布団の上で
陽射しを浴びながらうとうとするのが好きなよう。
今日も君は 窓の外を眺めて
何かを考えるのだろうか。
ほくとくんの日々は続く。