さて、しばらくの間は、子猫時代のほくとくんを見ていきたいと思う。ほくとくんが、我が家に来たのは、2017年8月。天気は曇りだったと記憶している。妻と二人で、お見合い先へ向かい、それまでほくとくんを育ててくださっていた方から、ほくとくんを引き取った。小さくて、真っ白なほくとくんは、改めて、可愛いと感じた。お見合いの場所から帰るとき、それまで育ててくださった方が涙を流していたのが印象的だった。大事に育てよう、と感じた瞬間だった。その足で、車でホームセンターへ向かう。トイレや餌の準備を全くしていなかったので、最低限のものを購入し帰宅した。このときに買ったトイレは今でも現役。そろそろ買い替えなければなぁ、と考えている。
 初めての我が家。ケージから恐る恐る出てくるほくとくん。その時の姿は、今でも記憶に鮮明に残っている。以下は初めてのトイレの写真。初めて猫を飼うので、きちんとトイレをしてくれるか心配だった!

 この頃の写真を見ると、現在の姿と比べると明らかに小さい(当たり前だが)。いつの間にか、大きくなっていたんだなあ、と感慨深くなる。飼い始めた直後、旅行に出かける予定があり、ペットシッターの人に連絡をしたことがあった。猫は何歳ですか?と聞かれ、「三ヶ月です(ほくとくんは4月生まれ、飼い始めたのは8月初旬)」と答えると、「わあ、可愛い時期ですね」と声が弾んでいたことを思い出す。当時は、3ヶ月の猫はそんなに珍しいのか?と感じたが、今思えば本当に特別な時期だったと感じる。この数ヶ月後、ほくとくんはあっという間に、大人の猫へと成長するのだ。子猫時代の写真は本当に懐かしく、またあの頃のほくとくんに会いたいなあ、とさえ思ってしまう。

怖くてテレビ台の下によく隠れていた子猫時代のほくとくん。

 もし、これから猫を飼おう、猫と暮らそうと考えている方がいるなら、子猫時代は本当に可愛いので楽しみにしていただければと思う(もちろん今も可愛いけれど)。初めは猫側も警戒しているので、爪が立っていて、膝に乗せただけで痛くて驚いた。でも、そんな警戒も最初だけで、その日の夜には、仕事をしている僕の膝の上に乗って来たり、PCの周りをうろうろしたりと、打ち解けた様子を見せた。思えば、そこから始まったのだった。あの暑い夏の夜、猫と暮らすことなど考えもしなかった僕の生活に、初めてほくとくんが現れた瞬間だった。

我が家に来た翌日には、この有様です。可愛い。

投稿者

pokilog

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